奥義 サウザーシフト

週刊金融日記の聖帝の投稿を引用させて頂く。以下本文。

 

僕の名前はサウザー
誰よりも愛深きゆえに愛を捨てた男。

20歳の短大生と性交成功したのでレポートしてみたいと思います。
クラナンでした。
ちなみに僕はソロストナン派です。
オープンはロッカーでのやり取りです。

「ここのロッカー空いてるよ!」
「ありがとう」

女の子側に「非常連、素人」かつ「ナンパ待ち」と言う条件が揃っていれば、オープナーのセリフなんか90%関係無いと思います。
僕も下級戦士の頃は、魔法のセリフがあるとか思っていましたが、今はそんなものはどうでも良いと思っています。

ロッカーでオープンし、その後、手を握ってぐいぐい引っ張ってカウンターに連れ出し、少し喋ってのLINEゲトでした。
「仕事何してるんですか?」と訊かれても「ホームレス!!」、「何歳?」と言う質問には「60歳!!」と回答。
おなじみホームレスルーティーンです。
ここで脱落する女の子も居ますが、追う必要はありません。
南斗鳳凰拳に防御の型は無く、ただ前進制圧あるのみ。
引かぬ媚びぬ省みぬ。
(※聖帝三原則)

このホームレスルーティーンに対し「絶対ウソでしょ!笑」「えー、見た目は24歳ぐらいかな笑(※サウザーの実年齢は31歳なのです)」と楽しそうに返してくれる人には、アホな会話を続けながら、冷静に女の子の情報を引き出しにかかります。
20歳、女子短大、よく見るとめっちゃカワイイ、ふだん出会い無し、来年から就職で更に出会いは厳しくなる、などなど。
いかに自分の情報を出さず、相手の情報だけを取るかが大事だと思います。

僕はこの日、他にも複数番ゲ(LINE)した女の子が居ましたが、そのうちのどの女の子が脱落してどの女の子と連絡が続くのか、この時点では全く分かりませんし、むしろそれを予想する意味は一切無いと思います。
20歳のかわいい女の子とLINEラリーが続く魔法のメッセージは何だろう?と考えるのはカスのやる事です。
昔の僕です。
また、そう言う錬金術を期待するのは恋愛工学の基本コンセプトと真逆なのであると、心底思えるほどに僕は成長を遂げたのでした。

LINEゲトした女の子達には同じ内容のコピーメッセージを同時並行で送ります。
内容は何でもいいです。
既読スルーもあるし、未読スルーもたくさんあります。
去るものは追わず。
引かぬ媚び(ry

メッセージ配信開始してしばらくすると、やけにLINEがはやく返って来る女の子が居るなあ、誰だっけなあ、となります。
この段階で初めてアポ取りとセックスを意識し始めます。
ふるいに残った女の子なので、アポは簡単に取れます。
つまり、アポなんて、全て女の子側の都合次第であるという訳です。
で、本件の女の子は、お酒が飲めないとか言うのでパスタ屋さんで一回目のアポ。
一人1500円。

待ち合わせ、再会の瞬間について。
予想よりも随分かわいい女の子が来て、面食らったと覚えています。
しかし、こんな時のための恋愛工学。
あわてず冷静に相手を観察。
(1) 気合いが入って濃くなり過ぎた感じの化粧
(2) 緊張ぎみの表情
(3) 寒いのになぜか薄着
(4) 美容院行って髪を染めたばかり
などなど。
これらを見た一瞬にして、僕は勝利への道筋が見えました。
女の子側が自分は劣位にあるものと勝手に思い込んでくれてるからです。
こちらは大余裕かまします。
作戦を「今日すぐにセックスする」から「一度泳がせて次回セックスする」に切り替えます。
経験的にそっちのほうがセックストリガーを深く引けるからです。

会食中、若いねー、かわいいねー、美人だねー、とかデレデレ褒めたりはしません。
ラッキーな事に相手はなぜか自分の市場価値を全く分かっていない状態です。
ディスったり茶化したりして、こっちの手牌は一切見せず、相手の牌が丸見えで麻雀やってるかのようでした。
貴様の拳は見切った!

二次会はバー。
カラオケルーティーンからの聖帝十字撃のような剛の拳は不要。
この時の僕は相手の動きが全て見えていて、内心ほくそ笑んでいるぐらい余裕でしたから、一発逆転の賭けに出る必要は一切無い訳です。

バーにおけるC→Sフェーズシフト。
さて、ここからがサウザーシフトになります。
さも当然と言う感じで手を握って、目を見て、グラスを傾けつつ、他愛も無い話だなあぐらいのリアクションで「ふんふん」話を聞いています。
お前のしょーもない話なんか興味ねーわ、と言う匂いを少しだけ出しつつ、しかし、手は優しくしっかり握るようにするのがコツです。
残り1割はちょっとした質問返し。
サウザーシフトでは、手を握る、目を覗き込むと言うのも、性的愛撫の一種だと考えます。
聖帝十字撃と違って一瞬の切れ味はありませんが、時間が経つと、とろーんとなって来ます。
女の子は性的に興奮している自分を隠そうとして更に饒舌になります。
本件では、ころあいを見て「ふーん」とか言いながら顔を触り、抵抗されない事を確認し、キスしました。
余裕のノーグダ。
バーを出て、帰りの駅のエレベーターの中でも抱きしめてDキス。
テストらしいテストも出ずお別れ。
次回セックスを確信。

二回目のアポ。
「夜景が見たい」とか言うので、車を出してドライブ。
僕は地方在住なので、ドライブからの自宅持ち帰りも多いです。
アルコールもホテル代も要らないので、CSR的に優秀な戦法だと思います。
さて、夜景。
「寒い」とかほざいていたので、抱き寄せてのDキス。
服の上から胸を揉む。
服の中に手を入れてのパイタッチもノーグダ。
ここで今日のセックスはまず確定と判断しました。
しかし一方で、ここがサウザーシフトの勘所なのですが、会話は依然として「あそこの光は何とかタワーだ」「俺の友達んちがあの辺にあるはずだ」とか何とか、シラフの夜景談義が続いている訳です。
女の方もシラフの返しです。
クロージングへ移行するので夜景を後にし、車へ。

帰りの車内にて。

まずは「ふぅーっ」と一呼吸置きます。
(※心の中でです、実際にはやらない)
俺はエロくないか?気は消えているか?爽やかで明るく楽しい雰囲気か?卑屈になってないか?自問自答をし、「無」の境地にある自分を確認して、クロージングのセリフ。

「あのさー、俺、運転疲れたから家に寄って一服してもいい?」
「えっ、疲れたの?大丈夫?」

と返答があって、連れ込み了承でした。
ここで解説に移りますが、絶対にダメなセリフは「セックスしたいから俺んち来ない?」です。

ここまで圧倒的に優位な展開で進めていても、直接的なセリフでの勧誘は全てをぶち壊します。
女の子は我に返ったようになって「行きません!」「付き合ってないし!」と拒否します。
「いいじゃん!俺たち付き合おうよ!」など、そこから更に勧誘を重ねるのはマジでカスのやる事です。
答えは明らかに「No!」だからです。
エスセットの逆のノーセットになると崩しようがありません。
と言うか、この連れ込みの攻防については、女の子側にも様々なお断りルーティーンが開発されていると考えられ、中でも「いいじゃん俺達付き合おうよ!」の類は、典型例中の典型例として、中2女子の頃から想定していた問答でしょう。
女子側のテクノロジーに絡め取られるような問答は絶対に避けます。
絶対に、です。

それにしても僕は思うのですね、つくづく女と言う生き物は、本音ではセックスしたいし身体を触りまくって欲しい雌豚なくせに、自分は軽くないんだと言うちんけなプライドの方が重いように出来ているらしい、と。
ストレートなセックスの提案は反射的に(ファスト思考)NO!と答えてしまうように作られているのだ、と。
第136号によると、これは石器時代の本能的恐怖に由来するとの事で、まあ、そうプログラムされて出荷されてるって話なのでしょう。

なので男としては、女の雌豚な部分(本音)と、臆病で誇り高い部分(建前)とを分けて考え、両方の人格に対して適切な接し方をせねばならないと思います。
『言葉』を用いて建前さんに話しかけ、『身体表現』で雌豚さんと対話をします。
逆をやったらダメ。
これが『奥義・サウザーシフト』の神髄になります。

建前さんとの意思疎通に適切な言語表現は5つ。
すなわち、冗談、適当、笑い、ディスり、茶化し、最後に目を見て真剣に話を聞く、の5つです。
(※6つあるのはお約束)

雌豚さんとのコミュニケーションは、言葉を除いた性的愛撫全般です。
軽くは手を握る、目を見るから、重くはクリタッチから挿入まで、全て。
ちなみに、男にエロオーラが無ければ、いきなり手を取ってハグして頭を撫でても、女の子はそんなに怒りません。
更に気のコントロールが上手な人はいきなり胸を鷲づかみにしても大丈夫のはずです。
女の子は建前ではぷりぷり怒っているかもしれませんが、雌豚の方はひそかに「うわー平気で胸揉むとはなーこいつは女慣れしとるわー」てな感じで喜んでいるもんです。

下級戦士がよくやる「手つないでいい?」とか「キスしていい?」とか、わざわざ女の子に訊いてしまう失敗(馬鹿野郎ッ!)の理由はこれです。
適切な言語表現と身体表現の逆をやってます。
建前さんは反射的に「No!」と言ってしまうんです。
そう言うプログラムだから。
建前さんじゃなくて、雌豚さんのほうに意志を確認して下さい。
さも当然のように手を握れば、答えは返って来ます。
「Yes」なら「流される」とか「照れる」という非言語の返答があるはずです。
No!なら手を振り払いますが、うーむ、これも建前かもしれないのでNo!とは即断できません。
たぶん「Yes」ですよ、照れてるだけですよ。
さて、手つなぎに「Yes」が出たら、軽いものから重いものに徐々にシフトして行きます。
もちろん、会話は当たり障り無い話をしながらです。

地味な感じですが、これが『奥義・サウザーシフト』です。
サウザーのC→Sフェーズシフト」の略です。

長いですが、より理解を深めて頂く為に、もう一つ具体例を出します。

彼氏持ちの女とアポって一緒にお酒を飲んでいるシーンをイメージして下さい。
女は彼氏の愚痴や不満をここぞとばかりに吐き出しまくっているとしましょう。
恋愛戦士なら誰もが経験した事がある場面ですよね。
ここで女は言う訳です。
おなじみのセリフを。

「やっぱ、別れたほうがいいのかなあ? サウザーはどう思う?」

下級戦士なら、エロオーラ全開となって、いかにその彼氏がダメな男であるか、自分は優れた男であるかを論じ立てるでしょう。
一刻も早くその彼氏と別れた方が良い自分に鞍替えした方が良い77の理由を、立て板に水の如く説明してしまうかもしれません。
ドヤ顔で。
しかし予想に反し、女は突如キレます。
「あんたに彼の何が分かるの!!?」「サイアク!!もう帰る!!」と・・・。
下級戦士の頭には「??」しか思い浮かばない・・・。

経験を積んだ戦士にとっては見え見えの引っ掛け問題ですよね。
正解は以下の通り。
だるそうな「ふんふん」モードから一気にテンションを変えて、

「別れるとか言うなよ!彼氏のこと信じてやれよ!絶対に上手く行くから!」

とか心にも無い事をほざきつつ、ガッツリ女の目を覗き込み、手を握る。
これが『サウザーシフト』です。
建前と雌豚の分離です。
あとは「それ、人生変わるぐらい大事な話なんだろ?ちゃんと最後まで聞くから」とか適当言いつつ「とりあえず場所変えようか」で、ビジネスホテルに。
「俺、昔サークルの合宿とかで夜中じゅう女の子の恋バナ聴いてたしな。サークルと一緒。合宿みたいで懐かしい」ぐらいのクソな建前で連れ込み成功。
僕の実例です。
ちなみに僕は学生時代はサークルなんて無縁でしたし、合宿なんて行った事ありません。

さて本件の20歳の女の子のラストシーン。

「運転疲れた」で家に連れ込んでからはオレンジジュースを提供しました。
少し性的に興奮していたらしく、よく喋っておりました。
「ふんふん」聴きつつ、さも当然のように抱き寄せて、電気消して間接照明に切り替えて、あれよあれよと脱がせて、そしてウマー。
ブラジャーを外したら、真っ白なおっぱいの上に、うっすらと乗った乳首が淡い桜色で、あまりの美しさに何と言うか、僕は息を呑みましたよね。
この瞬間は何度経験しても素晴らしいものです。Eカポ。

晩ご飯は抜き。
セックス後そのまま寝て、朝飯に家から徒歩でファミレス。
CSRは3000円/1回を切るでしょうか。
プレSPではCSRを低く抑えるほうが、セックストリガーはがっつりとキマるように思います。
何ででしょう?笑

本件の女の子もまた聞いてみればミスなんちゃらでした(※上の下~上の中ですが)。
恋愛工学なしで戦えと言われれば、終始テンパって全く歯が立たない強敵であった事は間違いありません。
しかし現実は、全ての動きを見切っての完全試合でした。
会心の勝利。
ありがとうございました。
藤沢所長が言うように、ハイレベル女子の中に恋愛経験が少ない人が居ると言うのは本当のようです。

恋愛工学の更なる発展を祈念致します。

サウザー

P.S.
伊勢物語だったと思うんですけど、場面は忘れましたが、主人公の業平くんは、女に対して「物語りせむ(おしゃべりしよう)」とかほざいてクロージングしてました。
女は「おしゃべりならOK」で部屋への訪問を了承するんですわ。
古典の頃から日本人の心は変わっていないのかもしれません。

―藤沢数希の回答

20歳のEカポ、おめでとうございます!
見事な試合展開でしたね。
そして、奥義・サウザーシフトを我々のコミュニティーで共有していただき、大変ありがとうございます。

僕は、サウザー氏のマインドセットには、恋愛だけでなく、ビジネスでも非常に重要なインプリケーションが含まれていると思います。
それは、自分でコントロール出来ない部分は悩まず、神様に任せる、そして、自分の努力で勝率が上げられる部分に思考のエネルギーを集中投下する、ということです。
恋愛でもビジネスでも、運に頼らなければいけない部分は必ず存在して、そこのところでいちいち考えていてもしょうがないんですよね。
逆に、自分がコントロールできる部分は、最大限がんばらないといけないわけです。

アポが必ず取れる魔法のLINEメッセージなんていちいち考えてるのはアホなんですよね。
ひとりでも多くの人に声をかけろ、と。
しかし、逆に、アポったあとの展開では、最大限に努力してものにしていく。
ダメな人は、自分でどうにもできないことで悩み、自分がなんとかできることに努力しないんですよ。

You do your best, and God will do the rest!
(人事を尽くして天命を待つ)