聖帝サウザーからのお便り
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オナニー禁止するといいよ、って話をしようと思うんだけど、僕は恋愛とか女の話をする上で、なぜみんなこんな簡単な話に気付かないのか、いつもいつも、凄くいぶかしい。恋愛系の話にはアンテナが立っていたほうだったが、オナニーは悪いとか、オナニーは男子の意欲を低下させるし、心身ともキモくなるから控えた方がいいよとか、禁欲の話題に言及しているものは、一つも無かった。
こいつらわざとその話題を避けてるんじゃねーかと疑わしくなるほどだ。だから今ここではっきり言ってやろうと思う。
ネットでエロ動画が大量に出回り無尽蔵に閲覧できる時代になって、男は弱くなった。精子を出し過ぎなんだよ。特に非モテは。さて時は現代。20台男性の彼女いる率いない率とか童貞か否かとか、その手の指標は、軒並み史上最高(最悪)を更新し続けている。少子化にもなる訳である。 男は言う。出会いが無いだとか、周りはブスばっかりだとか、生身の女に興味が持てないとか、恋愛がめんどくさいとか。そう言ったかと思ったら次には「彼女欲しいなあ」と、泣き言を垂れる。愛されたいのだろうか、精神がめちゃくちゃ軟弱になっている証拠である。女の屁みたいな話で、屈強な男が決して口にしていいものではない。 とか言うんだけれども、実は、上のような事柄は僕がその昔、重度のオナニー中毒症候群を患っていた頃に漏らした ものそのままの言葉なのでございました。オナニーを愛し、オナニーに愛された男、全てのオナニーの生みの親だった。 おそらく僕の年代というのが、青春時代にネットの無料エロ動画のシャワーを浴びた最初の世代になるのだろうと思う。思春期の前期はまだインターネットも動画時代にはなっていなかったから、たぶんそうだ。
性欲とかちんこの機能がピークのタイミングで、僕は大オナニー時代を迎えた。戦場のオナニスト状態だった。 もう5年も前から僕はオナニーしなくなったけど、AVとかエロの話題にも造詣があるのは過去の膨大な蓄積によるのである。さて、ここで強調しておきたい事がある。 今は女の子に随分モテるようになった僕も、オナニーを愛していた時代およびその期間はまったくモテなかった。びっくりするぐらい非モテだった。 ところが、諸事情で存分にオナニー出来なかった時期だとか、そもそもエロ動画が無い時代のことを思い返すと、僕は基本的には女の子にモテた。女の子のほうから寄って来て、僕はその女の敷いた筋書きをなぞっておれば、セックスできていた。どう考えてもオナニーに原因が求められる 。 高校の先生だとかは、「オナニーは別に悪くないからどんどんやれ」と言っていたけれど、これも罪作りな話だと思う。彼らの知るオナニーはせいぜいエロ本だ。牧歌的なオナニーの時代なのである。 今日のオカズはかなり刺激的に進化している。肉体の限界を攻めるが如きオナニーに耽ることで、身体のどこかに仕込まれてるキモい猿になるスイッチが入るものと睨んでいる。僕は今もどちらかと言うとかなりオナニーしたいのだけど、顔が変わってしまうからやらない。オナニーは顔つきも変える。こんなの僕の中では当たり前のことなのだけど、世の中ではぜんぜん当たり前ではないらしい。
【オナ禁のまとめ】
ぜんぜん女の子にモテないとか、社会人になっても一向に童貞を脱出する気配が無いとか、女の子とうまく喋れないとか、非モテの悩みは深刻である。
まずは手始めにオナ禁をしてみるとよい。1日3回週30回近く射精していた超オナ猿が、週1回に減らすだけでも長期で見れば相当効果がある。1日3回やるやつは、顔とか表情がめちゃくちゃキモくなってるはずで、それがオナ禁で普通の顔つきに戻るだけでも変化は大きい。とりあえず超初心者向けに、3日目までの事を書いておこう。
以下がコツだ。
1.記録をつける。
仕事で使うシステム手帳や、私的な日記帳に禁欲日数を書き込む。4日目、丸3日など。
◯日目と書く理由は、射精してしまった日を0日目と起算するためだ。射精した日の次の日が1日目、丸0日。その次の日が2日目、丸1日と、書いていく。「今日は何日目だっけ?」となった時に、瞬時に「今日は19日目だ」とか自問自答できる状態を保てば、まずリセットすることは無い。これがオナ禁の全期間通じて、最大のコツである。
人の意志ほどあてにならないものはない。オナニーは麻薬と同じメカニズムで、脳をいとも容易く中毒にしてしまう。仕事を終えて夕食をとった後など、ほっとリラックスし、意志がぽっかり空白になったところにオナニーの誘惑が生ずるのである。その誘惑は理屈では無く脳の意志を司る部位を迂回して、ちんこに直接シグナルが届く。ミギーと言われる所以のものだ。オナ禁には数え切れないメリットがあり、効果発現のタイミングもおよそ予測可能である。理屈でない誘惑に対抗するにもやはり利害得失の理屈しかない。
オナ禁と言うものは初歩的な意志の力を測るのに、うってつけのものだと思う。
ところが、この世の多くの人民はここで述べた初歩的な意志の力を持っていない。我慢が出来ない。決めた事を守れない。これがごく標準であるらしい。
その『標準的な人』がもっぱらとするのが、合理化(言い訳)と他者依存(責任転嫁)だ。一切の言い訳は、とりあえず脇に置いておこう。主体性を持って自分で確かめてみろ。
まあこんなところかな。
たぶん重度のオナニー猿は、今日からオナ禁するとか言って最後のオナニーに臨み、一発抜いて賢者モードになってすっきりすることであろう。止めると思い立った時が止め時なのに、オナニーにしがみつく態度には感心しない。数時間後に性欲が回復してきたら、つい惰性でオナニーしてしまう。そう言う奴は、きっと人生何事を成す事もなく終わるんだろう。さっき決めた事を、もう忘れてしまうのだから。ある意味で、脳みそが溶けていると言うべきかもしれない。廃人である。
やはりここでの敵も惰性。オナ猿は、自分が1日に何度も射精できる事をもってして、俺様は性欲が強く、チンコの機能が優れているとか考えている。それ違うから、ただのオナニー中毒だから。麻薬の中毒と同じ仕組みの脳の現象。いざ女とセックスすることになったとしたら、おそらくちんこは勃たない。オナ猿は、満足にセックスが出来ないのである。
重度のオナニー猿にとっては、早くもギブアップかというのが2日目である。いつも観ているエロ動画に手が伸びる。ついついポルノを観てしまう。
言ってしまえばただの禁断症状。茶でも飲んで落ち着きたまえ。ここで抜いてしまっては先に進めない。
「人生で3日間、射精をしなかった事はないぜ!」
オナ猿はそれが何かの偉業であるが如く誇らしげに言う。そんな事ドヤられても困るけど、と、禁欲を嗜む者は呆れるだけだ。両者のオナニーに対するスタンスは大いに隔たっている。オナ猿の人間観は極めて単純だ。苦は悪いことで、快は良いこと。人間の生理欲求にひたすら従順でありたいと願うものだ。それが彼らの人生観や死生観をも形成している。一方で、オナ禁愛好者に限らず、不屈の男を目指す男の中の男たちの人間観は、これとは異なる。人間の生理欲求は、単に動物としての欲求に過ぎぬと見ている。空腹感は、人間が猿だった頃の名残りであって、現代においてはしばしば不適合なものであり、決して悪いものではないと捉えている。オナ猿は、美味しい物を腹いっぱいに詰め込むことは善であり、空腹感は身体に悪いことだと考える。ゆえに、腹が減った腹が減ったと大騒ぎして、とにかく腹が膨れればいいとばかりにカップ麺を詰め込む。ペヤング焼きそばと菓子パンが大好物で、体型は概ねデブか、ガリ。不屈の精神を持つ屈強の男は、空腹感はすなわちハングリー精神そのものであり、全ての意欲の源であり、ゼロをイチにする創造性と集中力の母であり、脂肪を燃やし筋肉質の美しい肉体を作る父であり、やると決めた事をきっとやり遂げる執念の友である、そのように考えている。
食に哲学があり、良質のタンパク質を特に好む。とりあえずペヤングは食べない。
こう言う生理欲求に対するスタンスが、オナニーひとつ取ってみても如実に現れる。
オナ猿はムラムラしたら出すのが正しいと、あたかも精子を排泄物であるかのように理解している。もう一歩の観察とか、ちょっと突っ込んで検証しようとか、「自分がこれだけ知りたいのだから過去に論考した人がきっと居るはずだ、よし調べてみよう」とか、そういうのが出来ない人たちなのだ。人生全てがその流儀。
過去の人類の生活スタイルを想像しても、オナ猿がするように1日3回も射精していたとは到底考えられない。おそらくここで言うオナ禁の状態が人間の雄のスタンダードだったのであろう。
はっきり言って、無尽蔵のエロ動画とそれに伴うオナニーは、人口の減少を悪とするならば率直に人類の脅威だ。毎年、何万人殺してるか分からない。日本人もこのままでは早晩絶滅してしまう。食い止めねばならん。(※もっとも、現在世界で進んでいる人口爆発のほうを悪とするなら、日本発の高品質な未来型ポルノは平和的な人口抑制の手段として、人類に福音をもたらす革新技術となるのであるが…)
さて、前置きはこれぐらいにしておこう。
射精の禁止と併せて、エロ動画等のポルノとの接触禁止(通称エロ禁)も実施しておれば、この日数ごろからある強烈な変化が訪れる。眠りの質の向上である。さっと寝付けて深く寝られて、さっと起きて活動できる。
夜きちんと眠くなる。22~24時には強い眠気を覚えるようになり、6時間睡眠で十分。7時間寝るとむしろパワーが余る。オナ禁日数が伸びると4〜5時間で足りて安定するようになる(※僕は7時間寝るけど)。眠りの質が良いため、日中は常にエネルギッシュに過ごすことが可能となるのだ。
オナ猿は24時過ぎても寝られず、2時ぐらいまでだらだら起きている。朝起きるのはだるく、目には病的なクマがあって覇気なくとろんと垂れ下がり、日中は常に無気力・無感動である。眠い、だるい、しんどい、めんどくさい、あー帰りたい、が口癖。
【6日目~7日目】
第二の山場である。頭がおかしくなるぐらい強烈にムラムラするであろう。多くの人が7日目の関門を越えられない。
ここをクリアできれば次のステージに行ける。頑張ろう。
山場を超えると効果が変わる。
オナ禁1週間を超えると、それまでは脳を中心とした変化・効果だったものが、身体のほうへと移る。顕著なのはギトギトだった男っぽい皮脂が、サラサラになるというもの。
僕の個人的な現象としては、髪の毛の手触りが滑らかでサラサラになる事だ。
何気なく、手ぐしで髪を触った瞬間に、
「あっ、髪サラ効果か!」
となる。
髪が短くても明らかに分かるし、セックス射精でも翌日から髪の触感はぼわついたものになる。また禁欲日数を経るとサラサラになる。
皮脂サラは人によっては髪ではなく、顔のテカリがなくなるとか、肌がつるつるになるとか、ニキビが改善するなどで実感されるらしい。僕はもともとの肌質がつるつるなので、そこでの皮脂サラ効果はよくわからない。
机上の話をすると、ギトギトの皮脂を分泌させ、ニキビ症の肌状態にさせる男性ホルモンが、ジヒドロテストステロンと呼ばれるものだ。毛根に作用してハゲさせるのもこいつ。勃起とかムラムラに関与するのもこいつ。
ギトギトの皮脂が消えるという事は、単純に考えてこのジヒドロテストステロンの血中濃度が下がったという事である。
人間の身体は、あるホルモンに対し、何か代替のものが取って代わると言う事がよくある(※生理の前中後の女性の変化がまさにそう、ホルモン下克上状態)。
つまり、ジヒドロテストステロンの代替が務まる奴が登場したという事。だから駆逐されたのである。その代役というのが、全ての女の子の大好物、テストステロンなのである。
オナ猿が1週間禁欲し、ようやく血中のテストステロンの血中濃度が上昇し始めてくる。ちなみにだが、恋愛プレーヤーとして適度にセックスを嗜み、オナニーはやらない人は、たまに射精しても血中テストステロンの濃度は高い状態を維持するものと考えられる。
超オナニー猿が顔面ギトギトでなんかモサっとしているのは、ジヒドロテストステロンの状態だ。
セロトニンだとかドーパミンだとか神経伝達物質と呼ばれるものは、脳の中だけでぐるぐる回っているが、オキシトシンだとかノルアドレナリン、テストステロンやエストロゲン、インスリンやら成長ホルモンやらは、ホルモンと言って血中を回る。神経伝達物質は脳内だけで、ホルモンは全身を廻る。両者の守備範囲の違い。
皮脂サラ効果が出たら、次は目だ。目がバッチリ開く。眼球の表面に薄い油の膜が出てキラキラ光る。おそらく水分の蒸発を防ぐための油分なのだと思われる。これもおそらくテストステロンの仕業だ。
ちなみに女の子の場合でも、美人とブスの境界線は、目がしっかり開いてキラキラしてるかどうかに求められうると思う。女の身体でも、目を開かせるのは性ホルモンであるエストロゲン。
結局、男女は相手の生殖能力の高低を見てるだけに過ぎない事がよくわかる。
体中のむくみが消え始めるのもこの頃。顔がしゅっとなる。人によっては目が二重になる場合も有るらしい(僕はもともと二重なのでわからず)。まあ一重であっても、目がバシッと開き、力強さが出てくるので、さほどこだわる必要なしと思う。女の子は男が一重か二重かなど気にしてはいない。オナ猿特有の無気力な目は、大いに嫌っているが、男女逆でも全く同じことだ。
顔つきが鋭く精悍になり、闘争心が高まって性格が荒くなる。これもテストステロン。
闘争心について捕捉。僕の場合はオナ禁を嗜むようになってから、例えば職場の先輩が村社会の掟を盾にしていわれのない侮辱を加えて来た時などに、笑って済ます事が絶対になくなった。羊の群れの中に狂犬がいる状態で、「誰かケンカ売ってこねーかなー?」といつもうずうずしている。今もそう。勤め人としてはクソだと思う。
社内の怖い人キャラでやっていくのは、意外なことに上司ウケはよく、しかも上に行くほど良かったりする。言うまでもなく女の子ウケは凄くいい。僕に怒鳴りつけられた先輩などは、青い顔してもう目を合わさない。男ウケは悪い。石器時代だと、徒党を組んだクソどもに集団で攻撃されて命を落とす可能性が高まるに違いないとは思う。
いちおう、どんなオナ猿であっても身体に『テストステロン兆候』が出てきたら生身の女とセックスは容易く出来ると考えて間違いない。おめでとうございます。それが真の性欲です。
7日目までは、脳のオナニー中毒と、ジヒドロテストステロンの高まりによるムラムラのダブルパンチとの戦いである。
14日目は、かつてなく厳しい戦いで、脳のオナニー中毒と、ジヒドロテストステロンの残党、急激に高まってきたテストステロンがもたらす真の性欲のトリプルパンチを凌がねばならない。
ムラムラするという意味では最も恐るべき山場である。
ちなみに30日を過ぎると中毒が抜け、ジヒドロも抜け、テストステロン自体もムラムラはしないので、オナ禁は一気に楽になる事を予言しておこう。
1日2~3回の超オナニー猿の場合、善玉はおろか悪玉のテストステロンですら十分に保持できていないのが常であって、善玉テストステロンの量はおそらくゼロだ。ゼロの人はゼロから始まって、30日の禁欲を経てほぼ満タンになると考えている。根拠は無い。僕自身の身体の観察だけが根拠だ。
普段からあまりオナニーをしないか、生まれつきオナニーに対する抵抗性を持っている人(※僕自身はもの凄くオナニーとエロ動画等に弱い。如実に顔に出る)は、ここで言う善玉テストステロンを一定量保持していたりする。
この手の人は、元から割と女の子にモテるし、禁欲を始めると鬼に金棒で、どうやら30日に達する前に善玉テストステロンが満タンになるらしい。
モテ男はいつもテストステロンのコップに水が満タンになっていて、気が向いた時にセックスして、貯水率は8割ぐらいまで落ちるけど、すぐまた水位は回復して、モテている状態をキープする。非モテはちょっとでも性欲を感じたら限界超えて連続オナニーして、テストステロンのコップに水が貯まる暇が無く、いつも色気がなく気持ち悪い。
とりあえず、非モテデブやもっさいクソオタ童貞は、善玉のテストステロンはゼロと考えて間違いないだろう。
エロ動画閲覧を戒め、射精を禁じるだけのことだ。何のリスクもない。
【15日目~30日目】
今まで得た効果が一層強化される。
眠りが更に良くなる。
集中力が更に増す。
日中にバテない。
髪がサラサラになり、抜け毛が減る。
肌がしっとりする。
目が乾燥せずより開く。
目が大きくなりキラキラする。
闘争心が増して、どんどん気が荒くなる。
この頃、おそらくホルモンバランスが変わっているはず。悪玉のジヒドロテストステロンを、善玉のテストステロンが凌駕するのだ。
オナ猿は男性ホルモンゼロの状態から禁欲を始めるとして、まず製造コストの安価なジヒドロテストステロンが間に合わせで作られて、オスとしての最低限の機能を発揮しようとする。ジヒドロが行き渡って、その後に製造コストの高い善玉のテストステロンが作られる。そう言う順序かなと予想している。
(ちなみに悪玉とか善玉とか呼んでいるのは説明の便宜上の事で、本当のところは専門家ではないので分からん。自分自身が繰り返すオナ禁生活の中で得た感覚を、上手く説明するために使うレトリックに過ぎぬ。科学的に真相が解明されればすぐにそれに従うつもりなのであります。誰か研究してくれよな。)
2週間を越えて起こる新規の変化は、身体的な変化だ。
爽やかになる。涼やかな表情、雰囲気。清潔感と透明感が出て来る。
体臭が変わる。汗臭さが消え、シャンプーや石鹸の匂いを肌がそのまま残すようになる。いよいよ元気が有り余って来て外を走るとか、とにかく身体を動かして運動したくなる。これは別の機会にまとめたいと思うが、筋トレをするのが良いと思う。
そして、ガチガチに筋トレし、並行してタンパク質を1日あたり200g摂取する事。
そんな生活を2年ぐらい続けることだ。きっと別人になってると思う。そして凄まじい軋轢が雪崩の様にあなたを襲う。闘争心は、他の闘争心を呼び込むからだ。あなたはライバルの男たちから恐れられ嫌われて、潰しに掛られるかもしれない。そこでそいつらを潰し返せば、同じ社会階層の女たちはあなたのものだ。だが、軋轢を恐れて潰しに来た男たちの前で俯いてビクビクしていたらカスのままだ。
自然界の哺乳類のオスは7〜8割がた子孫残せずに死ぬ。セックス出来ないのが普通と言える。強いオスになるのは自分には無理だと思えば、キッパリ諦めて、自分の遺伝子の消滅と引き換えに、今の人生を楽しめば良いと思う。
だが、そちらを選んでしまったら自分と言う存在に価値があるとは思わない事だ。今はたぶん、どこかで自分に価値があるとか、自分を受け容れてくれる人が地球のどこかに居るかもしれないとか、考えてるんだろうが、その考えを捨てねばならないだろう。
もちろん僕は、あなたが様々な軋轢と闘争を乗り越えて、強いオスになって欲しいと願うものである。
付け加えになるが、ある程度強い男になった時、「ナンパする以外に活路は無い!」という思想を強化するには文字よりも肉声の方がいい。自分に洗脳をかけるといい。
【以下インタビュー】
サ:うーん、童貞とか、ギリギリ童貞じゃないけど、みたいな男が多いと思う。とりあえず女はサッパリ上手く行かない、と。じゃあ何から始めようかね?って。まあ一番最初の取り掛かりは、オナニーの頻度聞くよね。
女:オナ禁ですね笑!
サ:んで、それお前オナニーやり過ぎだから禁止な、って言うと、うわマジっすか!?みたいな話になる。
女:ほんまにそんな話するんですね。
サ:したよそりゃ。何人もしてるし。男同士ならこんなん下ネタのうちにも入らんわ。
女:ふーん。
サ:普通の男の子はオナ禁が出来るようになればほぼ何とかなる。キモくもなく、普通に喋れる男なら、オナ禁して現実の女に性欲を感じられればほとんどの問題は解決する。
女:ふーん。
サ:あとは筋トレ。機会が合えば一緒に筋トレしに行くとかもあったよ。社会人になると運動しなくなるから、ガリガリかデブか、どっちかに向かって行くし。身体のたるみ方でそのまま年齢を推測できるんよ。だから、ちょっと鍛えてる雰囲気が出てるだけで全然違う。実際そう。
女:ナンパは教えないんですか?
サ:うーん。童貞をいきなりストリートとかクラブ連れて行っても無理でしょ。僕も自分ではストナン出来るけど、運がほとんどみたいに思ってるし、何をどう教えていいかサッパリ分からなくて。街コン一緒に行ったり、合コン一緒に行くぐらいがせいぜいですな。
女:全部頂いちゃう話ですよね笑
サ:まあ、そうかな。頂いちゃったかな。でもまあ、自分の話の回し方とか、女に対する距離のつめ方とか、そう言うのを一度見ておきさえすれば何年後にでも思い出して自分で再現出来るんちゃうか、ぐらいに思って、指導の事は忘れて目の前の女とセックスしに行ってる。オナ禁と筋トレがある程度の年月に達すると、急に女からの視線が変わってくるから、それから思い出して貰えたら十分かなと。
女:街コンに行く女の子ってあんまかわいくないって言いません?
サ:そうね。それは本当。でも、たまにかわいいコ居るよ。若い女の子だな。街コンでアラサーには美人は皆無だし、20代でも半分以上はブスって分布。セックス出来るか?で言うと、したくないレベルが半数以上。でもまあ、童貞のお前はそう言うブスと我慢して頑張ってセックスするから次があるんだぜって教えてる。
女:ふーん。
サ:非モテがよくやりがちなのは「ブスに冷たくする」だからさ。
女:えっ。
サ:自分の好みじゃない女が前に座ると、シラーッとして女の子たち無視して、一切会話せずに時計ばっか見て、一緒に来た男に「早く終わんねーかな―」とか、女の子たちに聞こえるように言う、とかね。女の子たちは建前かもしれんけど、それなりに場を作ろうと頑張ってるのに、そんなひどい事言う。
女:はあ?最悪ですね。
サ:んで、かわいい女の子が来た時は、急にはりきって盛り上がろうとする。ヘコヘコ下から行く。敬語で喋る。かわいいですね、きれいですね、好きになった、みたいな。
女:うええ。ただの性格悪い男やん。
サ:そうそう。そうなんだよ。インターネットポルノの爆発的な発展によって、ネットポルノ以下の女には何の用も無い、みたいなね。心の底からブスに用無し、って態度を非モテたちは正直に出してるだけなんだけどね。AV観+オナニーに勝てないレベルの女たちは、今後ごっそりあぶれるんとちゃうかな。
女:悲しい話ですね。今って本物のAV女優と写真撮影できるって言いますしね!
サ:ん?写真撮影?
女:そういうイベントとかで!
サ:いやー、男の欲求はそう言う事じゃなくて。写真なんか一緒に撮っても、性的な満足は得られないし、あと、自己肯定感も無いよね。リアルな女からの。女から嫌われるオレ、女からキモイって言われるオレ、って言うセルフイメージはインターネットとか商業イベントでは拭えないね。
女:この話、もっと聞きたい。
サ:男って現実の女の子に肯定してもらわないといけない。それが無いと心に穴が空いたような状態になる。人間としてB級品だって現実を常に叩きつけられるのよ。仕事とかにも身が入らない。
女:えええ。
サ:どこかで自分は欠陥品なんじゃないか?って言うコンプレックスがある。ゆえに肯定してもらいたくてしょうがない。
女:ふーん。
サ:オナニーをしまくる男たちにとって女とは何か?って言ったら、精神的な物なのよ。性欲を向ける対象じゃない。性欲はオナニーで常に充足してるし。極論してしまうと、お母さん代わりでしょうな、欲しいものは。ダメ男の自分を無条件に肯定してくれる存在が欲しい。だから気持ち悪いのよ。セックスはどうでも良いだとか、愛情だとか言うじゃん。非モテ男って。単にオナニーし過ぎて賢者モードなだけなんよ。完全に中毒。
女:ふーん
サ:そうそう、リアルの知り合いをモテ男にしようとした話ね。情けは人のためならず、じゃないけど、後輩の指導のためと思って出たフィールドで、けっこう自分自身のセックス供給になっちゃったりしてるかな、と。悪気は無いんだけど。
女:んで、彼らは変わってきつつあるんでしたっけ?
サ:それがさ、フィールドに一緒に出たレベルの奴から、それとなく口頭で教えた程度の奴から、何人かのその後をトレースしてる訳なんだけど、なんだかんだ言ってそれなりにセックスは出来るようになってる。1年とか経つと、彼女出来たりセフレが出来たり。
女:へえ。
サ:そう言う報告はホント嬉しいよね。握手求めちゃうよ。
女:良い男になりつつある?
サ:なると思うよ。セックスが回り始めると男は変わるもん。ぐっと自信が出て来る。そこからとちゃうかな。もっと筋トレ頑張って見た目向上してより良い女に乗り換えたいとか、仕事頑張ってお金稼ぎたいとか、どの方向であれ、頑張りを維持し続けていけば良いよ。ダメなのは彼女に夢中になって、彼女にカネあげるとか時間遣うとか、女への投資を頑張っちゃう奴。男の自分が商品なんだって事を忘れて、非モテの時の習慣で、女にカネ渡して 女を買おうとするスタンスになると、また非モテに逆戻りする事になる。
女:指導のおかげですね。
サ:いや、本人の努力でしょ。マジで。俺様の力だ、なんて言うつもりは一ミリも無いんだよ。僕はきっかけを与えただけ。
女:そっか、教えた人たちは真面目なんですもんね。
サ:何かで頑張って来た人とか見どころある人じゃないと教えないよね。リアルだと特に。仕事ぶりとか見たら分かるじゃん。頑張る奴かどうか、って。頑張らない奴は何を教えてもどうせ言い訳ばっかしてやらないから。ブログでの質問もそう。今までの人生、何一つ頑張った事がありません的な、底辺の人間には答えたって無駄だと思ってる。気概がある奴じゃないとどうにもならない。カネの有無は男の成績だし、良い指標だと思う。